「Theme of ARASHI」"5人でラップする曲"の"凄まじき繋がり"の原点。そしてand more...へ。
どうも。うすらいと申します。
今回の記事は「Theme of ARASHI」について。
これまでの記事でも毎回のように登場したこの曲。
リリースは、2002年7月17日。もう16年前ですね。
収録アルバムは『HERE WE GO!』。
PONYCANONからJ Stormへレーベル移籍(独立)した最初のオリジナルアルバム。
そして、そのアルバムの1曲目がこの曲。
ちなみに、
1枚目のアルバムはベストで、「嵐 Single Collection 1999-2001」(2002年5月16日リリース)。
1枚目のシングルは「a Day in our life」(2002年2月6日リリース)。
「COOL&SOUL」や「Re(mark)able」、「Come Back」などなど、
様々な曲にこの曲の歌詞が引用されています。
ファンになった当初、レンタルショップでアルバムを片っ端から借りてました。
最新のCDから借りてたから、『HERE WE GO!』は結構後半で。
初見の印象は、ジャケットからして驚くほどダーク(笑)モノクロに小っちゃい赤文字。
え、若手ジャニーズなのに!?って驚いた当時(笑)
聴き込んでいくと、オシャレな曲とか、甘い曲とかもあるので、
面白いアルバムです。
このアルバムを含め、初期のアルバムは"攻める嵐"で、
様々な音楽ジャンルにチャレンジしていて、今聞いても新鮮味があります。
今回はサクッと読める分量にしたい(笑)
この曲の歌詞と、引用されている曲の歌詞を織り交ぜながら、
解釈(ほぼ感想)をしていきたいと思います。
では、スタート。
「Theme of ARASHI」
(作詞:岩田雅之,Rap Lyrics:SHOW,作曲・編曲:岩田雅之/Larry Hochman)
★ARASHI GA YATTE KURU!!
get rady!! We gonna have a party
ARASHI GA YATTE KURU!!
get rady!! Why don’t you join us?
サビの部分です。
まず、英語の意味を。
【英語訳】
・get ready = 準備する
・gonna = [going toの短縮形] ~する予定
・have a party = パーティーを開く/催す
・why don't you ~ = ~しませんか?
・join us = 仲間になろう/一緒に~しよう
英語訳を踏まえて、直訳してみると下記のようになります。
嵐がやって来る!!
準備して!! 俺たちはパーティーを開くぜ!!
嵐がやって来る!!
準備して!! 仲間になろうぜ!!
...直訳のセンスがなくて申し訳ない...
partyやreadyといった言葉は、
『Popcorn』の「Welcome to our party」にも出てきますね。
partyは、コンサートを含め、嵐のエンターテインメント全体をさすと思います。
so so partyで騒ぎ出す人も
とうとう周りの輪を乱す程に
嵐 探し shout out しっぱなし
ただし辺り ガラ―っとするはなし
はい来ました~!!
「嵐 探し shout out しっぱなし」!!!
翔潤曲「Come Back」*1にそのまま出てきてるよ!!!
嵐 探し Shout out しっぱなし
なんて書いていた頃の話? [ただし…うーん]
なんて言うの...what I mean? [Hey!]
なんか急にテンションが上がってしまいましたが(笑)
なにせこの曲も大好きなもんで。
2002年から2017年まで歴史が現在進行形で続いてる感がね!!最高!!!
他にも、歌詞は変わっていますが、
- 「La tormenta 2004」*2
嵐 探し 辺り騒がしい
その凄まじい騒ぎ まさに嵐
- 「COOL&SOUL」*3
"嵐 探し 辺り騒がしい
その 凄まじい 騒ぎ まさに 嵐" (That's right)
で、一部引用されています。
前の記事でも書きましたが、2002年では辺りがガラ―っとするはなしだったのに、
2004年~2006年では、凄まじい騒ぎになってるんですよ。すごい。
太陽光に被る雲(oh ho?)
毎十秒近づくスロー(you know?)
「確かな駆け出し」果て無き雨降らし
そして奏でる 五人囃子
ここも、
- 「COOL&SOUL」*4
太陽光に被る雲 "ここ"とかでなく"遥か向こう"
毎十秒近づくスロー 見上げる形 常に頭上
世紀ミレニアム 股にかけ 乗り越えるには高い壁
長い夜明けて 朝になれ 早い風受け喉渇いたぜ
に引用されていますね。
嵐による雨雲が、太陽を覆いつつあります。
この雨雲なんですが、
- 2008年「Re(mark)able」*5では、
雲間から太陽を わずかにのぞむものの
空は雲が立ち込め 漆黒の闇に覆われています
となって、
- 2009年「Attack it!」*6では、
太陽と月だって覆う
雲が集まり奏でる暴風雨
となるんですね。
ええ。もはや太陽だけでは飽き足らず月まで覆ってしまうんです。
2002年から2009年の間だけでもここまで勢力拡大したんですね。
しかも2009年では「未だに勢力まだ拡大中」なんです。恐ろしい子。
しかもこれが10年前。
もう、今、どうなっちゃってるの??
and more...よ。途轍もない。恐ろしいくらい。
本当に、純粋に、好きで良かったと思います。
あとがきで、and more...に触れるので、
一旦本編の歌詞に戻ります。落ち着いて、私(笑)
この記事の編集中に知っちゃったから(笑)
「太陽光に被る雲」は、嵐の前兆としての雨雲が出てきた
→嵐第2章の幕開けの暗喩だと思います。
「毎十秒近づくスロー」は、ちょっと自信がないんですが、
スロー=slowで意味を取ると、10秒ごとにゆっくり近づいてくる
→時間はかかるが、着実にトップへと昇りつつある
続く「you know?」は、この文脈だと、知ってるでしょ?という意味かな~。
英語苦手で、間違っている可能性大。申し訳ない。
"ゆっくり着実にトップに近づきつつあるんだよ。知ってるでしょ?"
といった感じでしょうか。
「確かな駆け出し」は、ハワイでのデビュー会見でしょう。
「五人囃子」は、ひな人形の5人一組の楽器隊か、5つの楽器で行う江戸の
祭囃子のことらしいです*7。
ちなみに、囃子(はやし)とは、楽器の演奏や歌などでにぎやかにすること。
また、にぎやかな音楽とのこと*8。
それは雨よけワイパー 壊すぐらいだ
地団駄踏んで 皆 リタイヤ
世紀ミレニアム 股にかけ
長い夜明けて 朝になれ
ここも、
- 「COOL&SOUL」*9に引用されていますね。
太陽光に被る雲 "ここ"とかでなく"遥か向こう"
毎十秒近づくスロー 見上げる形 常に頭上
世紀ミレニアム 股にかけ 乗り越えるには高い壁
長い夜明けて 朝になれ 早い風受け喉渇いたぜ
デビューから降らしている雨が、ワイパーを壊すくらいに強くなってきたと。
度々出てくる、雨、風、暴風雨などの言葉は、嵐というグループとしての
"勢い”の比喩です。
地団駄踏むは、腹を立てたり悔しがったりして、激しく地を踏むこと*10。
皆リタイア...どう捉えるか難しいですね。悔しがってリタイアするんだから、
ライバル的存在か、はたまた予報士か。う~ん。
情報をお持ちの方はご教示をお願い致します。(笑)
☆Ahh そうさ 確かに 青二才
しかし 五人と共に さらおう時代
小さい予報士達も去ってすぐ(yell it out)
俺ら嵐がやってくる
★リピート
青二才=経験の浅い年若い男。あざけりや謙遜の気持ちを込めていう言葉*11。
この曲のリリース当時は、デビュー3年に満たない位。
その時から、「時代をさらう」と宣言していたんですね。
途轍もない有言実行。
2008年の「Re(mark)able」で出てきた「予報士」はここが初出。
- 「Re(mark)able」の最後の部分
ARASHI'S FIGHT 止まらない
研いだ爪隠し牙をむく 予報士たち堪えうつむく
に引用されています。
「小さい予報士」が、何をさすかは明確には分かりませんが、
「COOL&SOUL」の「乗り越えるには高い壁」の壁、
「心の空」の「スサノヲ散らす風防(you know)」*12の風防(風よけのこと)にも表れている、
グループの成長を妨げるもの、世間や業界、事務所の空気?などが、
あったのかも知れません。
こればっかりは、一生知る由もないので想像でしかないですが。
向かい風ほど揚力になるから。
- yall out = 声を大にして言う/大声で叫ぶ
「Yell it out」は、「Lucky Man」の冒頭のラップにも入ってますね。
恐らく、「叫べ!!」っていう意味であってると思う。
続く歌詞で嵐がやって来ることを宣言しているので、
テンションを高めるために「叫べ!!」といっているのではないかな。
太陽光に被る雲 毎十秒近づくスロー
太陽光に被る雲 毎十秒近づくスロー
★リピート
☆リピート
最後は、同じ歌詞なので割愛しますが、
嵐の時代が来つつあるよと、念押し。
以上が、「Theme of ARASHI」の歌詞解説および感想でした。
10周年のベストアルバム『All the BEST! 1999-2009』の初回限定版ブックレットに、
「Theme of ARASHI」から、「COOL&SOUL」、「Re(mark)able」と全部が繋がっている
との櫻井氏のコメントがあります。
嵐に関して書いた曲は全て繋がっていて、その始点が「Theme of ARASHI」なんです。
今日まで続く、そして未来へと飛躍する嵐の凄まじい歴史を、
ファンとして生きることが出来て幸せです。
あとがき
今回は、引用されてる曲が多くて、読みにくくて申し訳ないです。
サクッと読める分量では...ないか...(笑)
この記事で書いた以外の曲でも、引用されている曲があるかもしれないので、
見つけ次第加筆修正いたします。(なんか忘れてそうな気が...)
そろそろ、新しい曲の解釈も書きたいと思ってます。
次の記事は未定。
...そしてっ!!!!!
今年のトレンドワード【and more...】
2018年~2019年にかけてのアニバーサリーツアーで、
5大ドームを50公演やるんですって。
追加公演が、32公演。
今やってるツアーが18公演なので、合計50公演。
全て5大ドーム。
…え???...ええ??
最初理解出来なかったよ、凄まじすぎて(笑)
つい1時間前くらいに知って、まだ指先が震えてます(笑)
Twitterのトレンド1位だよ!!!!!
下書き記事の見直し中にとんでもない情報が飛び込んできましたよ。
なので、and more...についても記事に書き込みました!半ば強引に!
5×20+の動画も見てみてください(笑)
とにかく、好きで良かった。
同じ時代を生きてて良かったと、
心から思う。
普段こんなに、この時代を生きてて良かったと思う事ないよ。
貴方達だけだ。
とにかく、好きで良かった。
スクロールお疲れさまでした。
お読みいただきありがとうございました。
*1:田中直,Rap詞:櫻井翔,田中直,Come Back,「untitled」,松本潤・櫻井翔,2017年10月18日,J storm
*2:ミウラタカシ,Rap lyrics:櫻井翔,吉岡たく,"La tormenta 2004",5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004,嵐,J Storm
*3:SPIN,All Rap presented by 櫻井翔,吉岡たく,”COOL&SOUL”,ARASHIC,嵐,2006年7月5日,J Storm
*4:SPIN,All Rap presented by 櫻井翔,吉岡たく,”COOL&SOUL”,ARASHIC,嵐,2006年7月5日,J Storm
*5:R.P.P.,All Rap presented by 櫻井翔,吉岡たく,"Re(mark)able",All the BEST! 1999-2009,嵐,2009年8月19日,J Storm
*6:SHUN,All Rap presented by 櫻井翔,吉岡たく,"5×10"シークレットトラック,All the BEST! 1999-2009,嵐,2009年8月19日,J Storm
*9:SPIN,All Rap presented by 櫻井翔,吉岡たく,”COOL&SOUL”,ARASHIC,嵐,2006年7月5日,J Storm